Paraboot – REIMS
〈Paraboot〉を代表するチロリアンシューズ”MICHAEL”をベースにローファータイプとして製作されたのが今回ご紹介する”REIMS”。ご覧の通り、ローファーらしからぬボリュームを持たせた作りながら品も兼ね備えたモデルなのです。
アッパーには、”リスレザー”と呼ばれる〈Paraboot〉が独自に開発したオイルを多く含ませたカーフレザーを採用しています。雨に強く、頑丈で劣化が少ないという特性を持つため、その日の天候に左右されずデイリーに履けるのが嬉しいポイント。
また、”ノルヴェイジャン製法”と呼ばれ一般的に登山靴に用いられるアッパー・ウェルト・アウトソールをしっかりと縫い付ける防水性・堅牢度に優れた製法をローファーに採用したという点が面白く、登山靴をルーツに持つ同ブランドならではのディティールとなっています。
最後に、僕が特筆すべき点として挙げたいのが履き心地、〈Paraboot〉はソールまでも自社で作製するという徹底っぷりで”REIMS”には”MARCHEⅡ”というラバーソールが使われています。特徴として、分厚く、内部がハニカム構造(正六角形・正六角柱を隙間なく並べた構造) になっているため衝撃吸収性に優れており長時間履いた場合でも足への負担が少ないのです。
夏はスニーカーやサンダルを選びがちですが、”REIMS”のようなちょっと変わったガツガツ履けるローファーもアリかと思います。とりあえず、一度履き心地を実感してもらいたい一足ですのでvendorにお越しの際は試してみてほしいのです。
よろしくお願いします。
Taiko Super Kicks : 霊感