こんばんは。
私が洋服に興味を持ったのは20歳を過ぎた頃であり、若い頃はあまり拘りなく過ごしてきたタイプなのですが、学生の頃に袖にラインが入ったトラックジャケット、いわゆるジャージを着こなしている人に対しなぜか憧れがあったことを覚えています。古着のジャージをタイトに着ている人が私の中で一等賞にカッコよく見えたんです。ボブマーリーが好きだった訳でもなければ、その時代背景に興味があった訳ではないのですがお洒落イコールジャージっていう変な思いがありました。私は幼い頃からサッカーのクラブチームに入っていたこともあり、ジャージを普段着で着るなんて発想が無かったんだろうなぁとも思います。
洋服屋さんで働くようになり、僅か12.3年ではございますが様々な時代を経て、そして見てきた私ですが、古着のジャージをトライすることなく現在に至ってしまいました。チャンスはあったんですけどね。アメリカに出張した際になかなか良い古着のジャージを見つけたり。突然私が古着のジャージ着て帰国したら若手に鼻で笑われるでしょうし、自信を持ってコレだみたいなやつに出会うことはなかったんですよね。
歳を取るとなかなかこういったアイテムって選ばなくなりますし、ジャージの波はもう来ないかもなと。
という流れでこちらをご紹介します。
sandinista – Rayon Riversible Track Jacket
滑らかなレーヨンとコットン生地を表地と裏地に使用した、トラックジャケットです。これは休みの日に着ようとすぐ決めました(笑)。画像の色も良いのですが、私は控えめにNAVYをチョイスしました。最近流行中のゆったりシルエットかと思いきや、こちらは細身のデザインでして、私が探し求めていた古着のイメージにも少し近かったのですぐに買ってしまいました。で更に、こちらのジャケット、その名の通りリバーシブルになっていて、袖のライン無しバージョンでも着れちゃうんですよね。私の場合、保育園の送り迎え時はジャージ感を出さないように裏にしたりしようかなと。お父さんせっかく休みなのに預けるの?って思われちゃいますので(笑)。